男性ホルモン（テストステロン）の分泌は２０歳代をピークに、その後加齢とともに低下して行きます。

普通は徐々に衰えますので、何となく「歳をとって来たかな？」とお感じになる男性が多いと思いますが、４０代から６０歳代にかけては、男性の社会的責任とストレスが公私共々高まる時期です。

そのため、人によっては、ある日突然テストステロンの分泌が急激に減ってしまうために、自律神経失調のような不定愁訴（男性更年期：LOH症候群＜ロー症候群＞）を生じてしまうことがあります。これが、男性更年期にありがちな症状です。

40代を過ぎてからの男性ホルモンの補充は精力面だけでなく精神面での不定愁訴の改善にも役立ちます。

【最近、こんな症状でお悩みではありませんか？】
■軽く運動しただけで身体が痛い、筋肉が減った。
■やたらと汗が出る、寝汗がひどい。
■若い頃に比べると集中力が続かない。
■いつも疲れを感じている。
■抑うつ、不安、興奮しやすくなった。
■性欲自体がなくなった、勃起障害。

40代を過ぎてこのような症状を感じる場合は「男性ホルモン」が低下していることが原因の場合があり、不足した男性ホルモンを補充して、テストステロンの分泌不足にともなう不定愁訴を改善させる治療法が「男性ホルモン補充療法」です。

【男性ホルモン補充療法による効能・効果】
■男性ホルモン不足による勃起力減退、性欲欠乏、陰萎（インポテンツ）、強精、精力減退、記憶力減退、全身倦怠
※商品により、効能は異なりますので、詳細は各商品によりご確認下さいませ。

【テストステロンの分泌を増やし、補充して精力面、精神面共に改善を目指しましょう！】
適度な運動を維持することと、十分な睡眠、規則正しい生活リズム、ストレスを溜めない健康的な生活習慣が必要です。


栄養摂取だけで運動しなければ、言うまでもなく太ります。肥満はテストステロンの分泌を低下させるため、逆効果になります。

トップアスリートの多くがそうであるように、明るく快活で前向きな人が、健康的な生活習慣を続けて、落ち込む出来事があっても気持ちを切り替えてストレスを溜めないようにすれば、自ずとテストステロンの分泌が高まり、その精神作用で明るく快活、チャレンジングで前向き・・・という好循環になるはずです。もちろん、筋肉の発達と体脂肪率の削減、シェイプアップにも好循環です。

一般に一日の中では夜明け前から午前中にかけてのテストステロンレベルが高いようです。これは、夜間の健康的な睡眠が「男らしさ」の準備期間になり、睡眠中の夜間勃起や早朝勃起現象が現れて、男性が朝から精力的に活動するのは自然で健康的なことなのかも知れません。


その為、睡眠不足や、浅い睡眠しか取れない場合は、テストステロンレベルが低下してしまう可能性があります。

「食生活」「睡眠」「生活リズム」「ストレス」「運動」を改善しても、40才以降は年々男性ホルモンのレベルがどうしても下がってきてゆきますから、外からの男性ホルモンを補充することにより、精力面、精神面共に改善いたしましょう！

【男性更年期：LOH症候群の判定】
以下の項目に点数を付け、合計点数で判断します（あくまで目安です）
なし：1点
軽い：2点
中程度:3点
重い：4点
非常に重い：5点

■総合的に調子が思わしくない。（健康状態、本人自身の感じ方）
■関節や筋肉の痛み。（腰痛、関節痛、手足の痛み、背中の痛み）
■ひどい発汗（思いがけず突然汗が出る。緊張や運動と関係なくほてる）
■睡眠の悩み（寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、寝起きが早く疲れがとれない、浅い睡眠、眠れない）
■よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
■いらいらする（当り散らす、些細なことにすぐ腹を立てる、不機嫌になる）
■神経質になった（緊張しやすい、精神的に落ち着かない、じっとしていられない）
■不安感（パニック状態になる）
■身体の疲労や行動力の減退 （全般的な行動力の低下、活動の減少、余暇活動に興味がない、達成感がない、自分をせかさないと何もしない）
■筋力の低下
■憂うつな気分（落ち込み、悲しみ、涙もろい、意欲がわかない、気分のむら、無用感）
■”人生の山は通り過ぎた”と感じる
■力尽きた、どん底にいると感じる
■ひげの伸びが遅くなった
■性的能力の衰え
■早期勃起（朝立ち）の回数の減少
■性欲の低下（セックスが楽しくない、性交の欲求が起こらない）

合計点
５０点以上 　 ⇒ 重度の可能性あり。専門医の受診を！
３７〜４９点 　 ⇒ 中等度の可能性あり。専門医の受診を！
２７〜３６点 　 ⇒ 軽度の可能性あり。
１７〜２６点 　 ⇒ まだ大丈夫です。休養と気分転換を。