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テストステロンの過剰投与を続けると、ホルモン分泌のリズムが乱れてホルモンバランスを崩してしまい、テストステロンの分泌が止まってしまうことをご指摘と思います。 一般医薬品の男性ホルモン内服・外用剤に含まれるテストステロンは、低用量なのでご使用方法をお守りいただければ、このような問題が生じる懸念はきわめて低いと考えております。
テストステロンそのものは、脱毛させる物質ではありません。テストステロンが体内の各部にある酵素(5α還元酵素)の働きでDHTという別の男性ホルモンに変わり、これが育毛を抑えるといわれています。その酵素の分泌量は遺伝により、個人差があるため、若い人でも「はげ」てしまう場合があるのです。 ですから、この世の男性が思春期になって男性ホルモンの分泌が旺盛になると皆「はげ」になる訳ではなく、個人差があるというのは、この酵素の分泌量の遺伝的な個人差があるのではないかといわれているのです。